独自ドメインとは
独自ドメインとは、このホームページで言えば、free-homepage.jp に当たる部分で、ホームページであれば、URL (Uniform Resource Locator) の一部を構成し、主には、インターネット上の住所に該当するものです。
ホームページ以外では、今回の記事の内容であるメールアドレスの住所部分、つまり@マーク以降を構成します。このサイトで使っているメールアドレスも、もちろん、***@free-homepage.jp となります。
無料のメールアドレスには主に3つのサービスがあります
プロバイダ系無料メールアドレス
日本においてよく見られるのが、このプロバイダの提供するメールアドレスです。
プロバイダとは、インターネットの接続をしてくれるサービス事業者で、大手でいうと以下のような事業者がいます。
- OCN
- Nifty
- Biglobe
- Yahoo! BB
- So-net
- Plala
これらの会社が提供している無料のメールアドレスが、人生の中で初めて使ったメールアドレスだったことがある方は、ある程度の年齢以上の方であれば、割合がかなり大きいと思われます。
インターネットサービス事業者のメールアドレス
インターネットサービス事業者のメールアドレスは、プロバイダのメールアドレス利用者よりも、若年層で多いと思われます。主には、以下のようなサービスがあります。
- Gmail (Google)
- Yahoo! メール (Yahoo JAPAN)
- Outlook (Microsoft:旧Hotmail)
- iCloud(Apple)
これらのサービスは、無料で提供され、主には Web ブラウザ上で利用することができ、ユーザーIDとパスワードさえあれば、世界中どこからでも利用できるメリットがあり、利用者数が飛躍的に伸びてきています。
携帯通信会社のメールアドレス
企業名を列挙するまでもないですが、念の為、以下のようなサービス提供会社があります。
- docomo (@docomo.ne.jp)
- au (@ezweb.ne.jp)
- SoftBank(@softbank.ne.jp など)
- Y!mobile (@ymobile.ne.jp)
これらのメールアドレスは、迷惑メールのターゲットとなっており、Gmail や Yahoo! メールのような迷惑メールフィルタも弱いため、ドメイン受取拒否などの設定が必要で、パソコンからメールが届かないことがあることから、ビジネスシーンでの利用は敬遠されてきました。
独自ドメインのメールと無料メールの違い -ビジネス編-
よくあるケースとして、名刺交換の際、名刺を差し出していただいたときに、まず見るのが企業名、役職、お名前、市区町村あたりまでの住所、そして、URL とメールアドレスです。ほんの 1 秒もあれば、全体的に目に入ってきます。
ここで、メールアドレスが、独自ドメインのメールアドレスでない場合、大抵の方が、「この人 IT に弱いんだ」という印象 を受けます。
なぜなら、株式会社の人であれば、.co.jp という企業アドレス、または、.com, .net などその会社を象徴するようなサービスのアドレスになっているからです。
無料のメールアドレスを使っているがばかりに、信頼を得られず、ビジネスチャンスを失っている可能性があります。そして、その可能性は、かなり大きな割合を占めている言っても過言ではありません。
まずは、独自ドメインのメールアドレスを持つことが、今の時代では必須となっています。
取得してはいけない独自ドメインの例
最近よく見かけるのが、無料のメールアドレスを脱したはいいが、あまりにも変なドメインを取得してしまっているケースです。
ビジネスシーンで、評価を得られるドメインは、以下の通りです。
- .co.jp (法人であればこれ)
- .com, .net, .jp (サービスがしっかりしてればこれ)
- .org (任意団体であればこれ)
- .biz (小規模ビジネスであればこれ)
- .io (インターネット企業で最近よく見かけられます)
よくありがちな、ちょっといけてないドメインは以下の通りです。
- .co (TIFFANY&.Co に似ていますが、コロンビアのドメインです。ちなみに TIFFANY&.Co も日本では、tiffany.co.jp と .co.jp を使っています。)
- bz (.biz に似ていてビズと読めますが、ベリーズという国のドメインです)
- .xyz(安いので、いかがわしいサイトで多用されています)
- .info (昔からある優良ドメインですが、今更感がありダサい)
独自ドメインを取得する際の参考にしてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。メールアドレスも、ビジネスシーンにおいては、重要な役割を担っていることがお分りいただけましたでしょうか。
今後のドメイン取得の際の参考になればと存じます。